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合成音声の評価試験を行った.
100件の5モーラ語の地名について
自然音声,合成方法A,Bによる合成音声
を用意した.
話者の声質により違いが出る場合を考慮して
2人の話者の録音音声で合成音声を作成した.
(ただし100件の地名の内容は話者間で異なる.)
これらの音声について,10名の被験者による
単語了解度試験(聞き取り試験),
オピニオン評価(1から5の5段階評価,
1が最も不自然,5が最も自然)を行った.
表2
に結果を示す.
|
|
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話者 |
a |
b |
a |
b |
自然音声 |
90.4 |
97.9 |
4.6 |
4.6 |
合成音声A |
91.5 |
98.0 |
3.5 |
3.4 |
合成音声B |
90.6 |
96.1 |
2.9 |
2.6 |
方式A,Bいずれの合成音声も
自然音声と同程度の単語了解度が得られており,
電話番号案内システムのようにユーザーの入力を
反復して確認を求めるような用途では
十分利用できると思われる.
Jin'ichi Murakami
1999-10-22