next up previous contents
Next: 謝辞 Up: No Title Previous: 英語翻訳について

あとがき

本研究では、底の名詞の意味属性および修飾部の述部の結合価パターンに着目す ることで、「内と外の関係」の判断規則の作成を行い、さらに、その判断規則を 用いることで、竹内[1]の分類表を用いた翻訳規則の作成を行った。本手法 によって約4割程度の英語表現の一致が得られたが、十分な精度とは言えない。 本手法では分類表を使用できたものが6割程度しかないため、今後は、複数の意 味属性を持つ底の名詞の意味属性の決定、修飾部内の名詞の意味属性による格関 係の絞り込みを考慮する必要がある。




2001-03-23